オスグット~症例3
利用者さん
男子 小学5年生 サッカークラブチーム所属
来院
2022年10月
症状
今年の春頃からサッカーの練習後右ひざに痛みを感じるようになる。
我慢できないほどの痛みではないため、湿布を張ったりして様子を見ていたが、次第に地面に膝をつけたり、深い屈伸運動をすると強い痛みが出るようになったため、ネット検索で当院のゆらし療法を知り来院される。
触診の結果、オスグット特有の脛骨粗面(右写真参照)部の痛みであった。
施術と経過
初回施術前、屈伸運動は可能であるがそのまましゃがんでいると
ジワッーと痛みが出てくることを確認。
骨格のチェックをすると腰椎の前弯大と骨盤が前傾になっていた。これは前傾する体が腰背部、殿筋、大腿後面の筋肉群に負担をかけることになる。実際それらの筋肉群はとても硬く、筋緊張が強くなっていた。ゆらし療法でそれらの筋群を緩める施術を行う。以前に反対側の四頭筋の肉離れ歴があるため、右膝により負担がかかっていたと思われる。術後疼痛スコアーは10→7に変化。練習は参加していいが痛みが出るメニューは休むよう指示。自己ケアのメニューを伝え 自宅で行うようアドバイスし初回の施術を終える。
2回目術前、痛みを確認すると疼痛スコアーは「5」。初回の術後より良化していた。自宅で自己ケアをじっかり実施してくれたことが良化を早めることにつながった。2回目術後は「1」に激減。ただ、しゃがみこんだままだとまだジワッーとした痛みが感じられた。その後、4回目の施術終了し、しゃがみこんでの痛みも無くなり治癒とした。
週に5回の練習を行っており、成長期のスポーツ障害を防ぐには、個人のケアが重要であることはもちろん、チームとしても取り組んでいくことが必要だと感じた。
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